データサイエンティスト

研究開発職から、未経験でデータ領域へ。メーカーで新製品開発に携わる中で、「技術力」と「市場価値」のギャップを痛感したAさんは、ビジネスを動かす側に回りたいと考えるようになりました。海外渡航を経て自己理解を深め、帰国後はデータサイエンススクールで基礎から学習。未経験・異業種転職というハードルを乗り越えるため、複数のエージェントを活用しながら進めた転職活動のリアルを伺いました。
目次
――前職を離れ、次の環境に移ろうと思われた背景を教えてください。
前職ではメーカーの研究開発職として、新製品の開発に携わっていました。技術的に価値のあるものを形にする経験は得られた一方で、「技術力が高い=売れる」わけではない現実を、実務を通じて強く感じるようになりました。実際、技術的にはシンプルでも市場に合っているものが大きく売れるケースを目の当たりにし、研究開発だけでなく、ビジネス全体を理解したうえで価値を生み出したいという意識が芽生えました。
また、以前から海外で働くことへの関心があり、年齢的にもキャリアの転換がきくタイミングだと考え、29歳で退職しオーストラリアへ渡りました。
現地では転職活動や語学学校での学習を通じて、自身の強み・弱みを見つめ直す機会がありました。その中で、自分は相手に売り込むことよりも、疑問や課題を言語化し、構造的に整理・分析する役割に適性があると気づきました。 こうした気づきは、前職で「製品開発にデータ分析や機械学習を活用できれば、意思決定や開発効率を高められるのでは」と感じていた問題意識とも重なり、データ分析を通じてビジネスを動かす分野に本格的に挑戦する決意につながりました。
ただ、当時は実務経験がなく、求人を見てもスキル不足が明確だったため、まずは基礎から学ぶ必要があると感じました。そこで帰国後、統計やプログラミング、機械学習などを一通り学べるデータサイエンススクールに約6か月間通い、ポートフォリオ作成まで取り組んだうえで転職活動を始めました。
――転職活動に必要な情報は、どのように集めていましたか?
生成AIでの情報収集に加え、身近な人に相談することも多かったと思います。また、当初はスクール経由で紹介された転職エージェントを使っていましたが、合わないと感じてからは、ネット検索や周囲のアドバイスをもとに他のエージェントにも相談するようになりました。3〜4社ほど並行して利用していたのですが、Symbioriseもその流れで知りましたね。
その頃は、コンサル・メーカーのDX領域・テック企業のデータアナリストの3軸で検討しており、自身の研究開発のバックグラウンドを活かせる複数のルートを想定。それぞれに強いエージェントに話を聞き、書類提出まで進めながら、反応やフィードバックを見て方向性を探っていきました。
――Symbioriseは検索で見つけてくださったのですね!実際にご相談いただいてみていかがでしたか?
データ系の転職で検索した際にSymbioriseが上位に表示されて。「データ領域特化のエージェントがあるんだ」と知ったのがきっかけでした。掲載されていた企業の中には、すでに他経由で書類選考に落ちていた会社もあり、「正直難しいかな」と思いつつも、まずは話を聞いてみようと面談を申し込んだんです。
初回面談では、業界の基本的な構造や求人の見方(案件の種類や働き方の違いなど)をかなり具体的に教えてもらい、自分が知らなかった情報を多く得られたのが印象的でした。また、データ領域の業務フローを整理した資料を見せてもらったことで、「自分がやりたいこと」「自分ができること」が明確になり、職種のイメージも整理できたと感じています。
当時は複数エージェントに並行して応募し、書類の通過状況やフィードバックの質を見ながら判断するスタンスでしたが、西廣さん(Symbiorise転職エージェント)との面談を通して方向性がかなりクリアになったことが、結果的に大きな決め手になりました。
――実際に選考が進んでから、印象に残っている西廣の支援はありますか?
最初のキャリア相談の段階で、「この経歴ならいけます」とはっきり言ってもらえたことがとても印象に残っています。当時は未経験・異業種転職ということもあり、他社経由では書類で落ちることが続いていたので、正直かなり不安な状態でした。そんな中で、「いけるかもしれない」ではなく、「経験上いけます」と言い切ってもらえたことで、「ここにお願いしたい」と思えたのを覚えています。
選考が始まってからは、いわゆる模擬面接のような手厚いサポートというより、面接官の情報や想定質問、他の候補者の対策事例などを電話で共有してもらい、自分で準備を進めやすい形で支援してもらいました。「こんな資料を作っている人もいますよ」と実例を見せてもらえたのも、イメージを掴むうえで助かりました。
人によってはもっとフルサポートを求める方もいるかもしれませんが、自分にとっては過不足のない、ちょうど良い距離感のサポートだったと感じています。
――今回の転職活動を振り返っていただいて、「転職エージェントを使ってよかった」と思われますか?
はい、本当に良かったと感じています。自分は異なる業種・職種を経験してきたこともあり、求人票に書かれている業界特有の内容や、実際にどの会社が良いのかは、いくら調べても分からない部分が多かったです。だったらプロに相談して、可能性の高い選択肢を整理してもらった方が結果的に効率的だと感じました。
加えて、担当してくださった西廣さんの支援の距離感やコミュニケーションの取りやすさといった、性格面・相性の部分も自分に本当に合っていて。転職活動では担当者との相性も重要だと思っているので、そういった点も含めて、西廣さんで良かったと感じています。
――内定先への入社を決めた理由を教えてください。
業務内容と将来のキャリアの広がり、この2点が決め手でした。要件定義からプロトタイプ作成、実装まで、データサイエンスの一連のプロセスに関われる点に魅力を感じ、自分のスキルを実務の中で幅広く伸ばせる環境だと感じました。
また、データ活用を通じて社会課題の解決に取り組んでいる点にも共感しています。将来的には、単なる技術者としてではなく、ビジネス全体を見ながらプロジェクトを推進できる立場を目指しており、グローバルな環境で経験を積める点も含めて、長期的なキャリアを描けると感じて入社を決めました。
――入社後にやりたいことや目標はありますか?
明確に「これを絶対やりたい」というものがあるわけではありませんが、まずは行政や公共領域の課題をAIやデータで解決するプロジェクトに関わっていきたいと考えています。短期的には、実務経験を積みながら、データ分析の一連の流れをしっかり身につけることが目標ですね。
中長期的には、プロジェクトマネージャーとして全体を見ながら価値提供できる立場を目指しています。もともと社会課題や行政領域への関心があり、データという領域からプロジェクトベースで関われる働き方に魅力を感じていますので、将来的には、行政と民間の両方に関わりながら、自分なりの形で社会に貢献できたらと思っています。

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