【TR2303】人間研究に基づくモデル構築・実証システム構築

企業名

マツダ株式会社

職種

その他、システムエンジニア

雇用形態

正社員

給与・報酬

年収:650万円 〜 900万円

勤務地

広島県安芸郡府中町/神奈川県横浜市神奈川区

最寄駅

【本社】 〒730-8670 広島県安芸郡府中町新地3-1 JR各線 向洋駅から徒歩5分 【マツダR&Dセンター横浜】 〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町2-5 京浜急行本線 子安駅から徒歩8分

業務内容

【職務概要】
脳科学などの概念を活用しながら、人の感情や感性、心身の健康状態を推定し、それに基づいたモデルやシステムの構築、および概念実証を行い、将来のクルマの進化に必要な研究・先行開発をご担当いただきます。

【職務詳細】
▼入社時はご経歴/スキルに応じて以下いずれかの業務を担当いただきます。
・認知心理学、健康科学、公衆衛生学を基にしたモデル構築や、働きかけシステムの研究
・脳科学や人間工学などの研究を基にしたモデル構築、および実証システムにおけるソフトウェア構築
・実際のフィールドにおける人を対象とした調査 ・上記活動を基にした将来サービス/商品のコンセプト構築

【部門ミッション】
・配属予定の技術研究所では、社会系、人間系、機械系、IT・エレキ系モデルを構築し、働きかけの実行やその効果の検証を行い、カーライフを通じて人と社会を活性化するために必要な基盤技術を創出しています。
・本研究においては、これらモデルを組み合わせて潜在的なお客様価値を顕在化し、車開発や新規サービス提供を目指しています。配属予定の次世代人間中心システム研究部門では、生理情報や行動などに着目して個々の人間の状態を推定できるモデルを研究し、カーライフにおいて、五感を通じて人がポジティブ感情を感じ続け、前向きな気持ちになるよう働きかけるためのモデルやシステムを構築します。

【ポジション特徴】
・当部門では社内の車の開発部門や、MaaSに関わる部門に加え、社外の世界最先端の国家プロジェクトへの参画や研究機関との共同研究、また様々な分野で大学との連携を強化しており、自動車業界が直面する社会課題の解決に関われる貴重な経験を積むことが出来ます。
・ご入社後はご経験やスキルなどに応じて、企画構想~実証実験など幅広い範囲で、未来のマツダにおけるものづくり、つながりづくり、ひとづくりに取り組んでいただきます。

▼国家プロジェクトについて
・参画している国プロは、弘前大学COI-NEXTです。
・弘前大学COI—NEXTでは、2005年から実施してきた「岩木健康増進プロジェクト」の超多項目健康ビッグデータをベースに予防医療に焦点を当てた研究を進めております。

(※1)弘前大学COI-NEXT拠点
弘前大学では、2022年10月に文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」に採択されました。弘前大学COI-NEXT拠点では、健康を基軸に、若者が地域で働きたいと思える成長産業として魅力的なヘルスケア産業を創出することによって、地域の人々を健康にしながら経済発展し、全世代の人々が生きがいをもって働き続けることができ、心身共にQOLの高い状態での健康寿命を延伸する、well-beingな地域社会モデルの実現をめざしています。これまでの弘前大学COI拠点の成果を発展的に承継し、持続的に成果を創出する自立した産学官共創拠点の形成を目指すプロジェクトです。

(※2)岩木健康増進プロジェクトと弘前大学COI拠点
弘前大学が青森県弘前市岩木地区で2005年から継続実施している大規模合同健康調査で、約3,000項目という世界に例のない膨大な健診項目を設けることで、巨大な健康ビッグデータを記録しています。弘前大学では、2013年に文部科学省・JSTによる「センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム」に採択され、岩木健康増進プロジェクト健診の超多項目健康ビッグデータの解析により、認知症・生活習慣病などの早期発見を可能にし、予防方法の創出と検証を行い、その成果を社会実装する研究活動を弘前大学COI拠点で展開しました。(2013~2022年)

【採用背景】
・自動車業界は100年に一度の大変革期を迎えており、CASEやMaaSへの取り組みをはじめ、目まぐるしく変化していく環境の中で、企業としてさらなる成長していくためには、社員がこれまでの価値観を打破し、変革へ挑戦していく力を持つことが必要となっています。マツダでは、誰もが活き活きと暮らす「愉しさ」と「生きる歓び」を感じられる社会を目指して、人の心も身体も活性化される、ものづくり、つながりづくり、ひとづくりに取り組んでいます。
・今回ご入社をいただく方には、上記の中でも特に脳科学や、認知心理学、健康科学、公衆衛生学、などの概念に基づいて、人に関するモデル研究を行い、カーライフにおける将来サービス/商品のコンセプト構築をしていただくこと期待しております。
・健康科学や公衆衛生学的な観点については、当社は2024年4月1日より弘前大学との共同研究を行っております。弘前大学が持つ健康ビックデータを活用し、誰でも快適に運転ができる技術開発に向けた研究をおこなっており、今回ご入社いただく方には、ビックデータの視点から新たな発見やイノベーションを推進いただくことを期待しています。

【組織構成】
技術研究所:約250名
次世代人間中心システム研究部門:約100名
・車両システム研究:50名 ※(20代中盤~40代後半)
 - 5チーム:10名前後/1チーム ← のうち1チームがの脳科学を研究
・社会システム研究 : 約25名 ※(平均年齢40代)
 - 社会そのものの研究をするチーム:約15名
 - 医療系ビックデータを利用しながら研究を行うチーム:約10名

ご本人の適正を踏まえて ※どちらかに配属予定
中途入社者:
車両システム:リーダー:前職は、研究機関にて脳科学の研究をしていた
社会システム:リーダー:認知生理学の研究者(クルマの開発にも精通)
             前職理学療法士で医学博士の方がビッグデータのチームに在籍している

【勤務地】
弘前大学/青森県弘前市 への駐在(3年レベル)も可能
※I・Uターン歓迎、独身寮(借上社宅)を完備しております。
※引越し費用、交通費は当社規定により支給します。

応募条件

【必須要件】
▼以下いずれかのご経験をお持ちの方
(1)脳科学、認知心理学、健康科学、公衆衛生学、などのいずれかにおける知識や業務経験
(2)上記分野における制御アルゴリズム開発やデータ分析・システム構築などの経験
※自動車業界経験や事業会社での経験は不問です。また大学や研究機関での研究系経験者の方も歓迎しております。

【歓迎要件】
・脳科学、認知心理学、健康科学、公衆衛生学等に関する研究経験者
・脳科学、認知心理学、健康科学、公衆衛生学等を活用したシステム設計などの開発経験者
・大規模な医療データに関する知識や分析経験
・人を対象とした調査・実験を実施するプロジェクトにおいて、計画・準備(倫理審査対応含む)・実施・解析等の一連の流れを主導して進めたプロジェクトリーダーの経験者
・人間研究に根差した車両性能/運転支援に関する技術開発/量産開発の経験(設計/実研領域)

【求める人物像】
・”ひと中心”の新価値創造に共感してくれる方
・前例のない、新たな技術開発に対する挑戦を楽しめる方
・多様な専門性や価値観を持った仲間との共創活動をリードできる方

こだわりポイント

学歴不問、英語力を活かせる、即日スタート、経験者優遇、駅から徒歩5分以内、フレックスタイム制、週休2日制、交通費支給、社会保険完備、退職金制度、その他特別制度あり

受動喫煙防止情報

屋内受動喫煙対策:対策あり

喫煙対策:禁煙

喫煙に対する特記事項:無

案件番号

491679439

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