【職務内容】
▼車両ソフトウェア管理システム 開発メンバー
・システムアーキテクトの下で車両ソフトウェア管理システムの要件定義および全体設計を実行。
・協力するITベンダー様などプロジェクトメンバーととも車両ソフトウェア管理システムのシステム設計を遂行。
【具体的には】
▼システム要件定義
車両内の各ECUに配布するソフトウェアのバージョン、組み合わせ、更新履歴などを管理する車両ソフトウェア管理の仕組みについての要件定義を、関係部署とコミュニケーションをとりながら実施
▼システム概要設計
10年間で1,000万台規模となる車両の1台1台に配信されるソフトウェアの状態管理をする事を想定した車両ソフトウェア管理システムの概要設計を遂行
▼システム詳細設計
車両の各ECU開発部署から提出されるソフトウェアの受け取り、配布する対象車両の特定、工場での製造時、ディーラーでの更新、OTA更新など複数のソフトウェア導入手段におけるソフトウェアバージョン管理、トレーサビリティ管理といった各機能の詳細設計を実施
【キャリアステップ】
進捗に応じて他領域にご挑戦を頂きながら、将来的にはシステムアーキテクトとしてのシステム全体統括、システムエンジニアのチーム管理を行う管理職を目指すことができます。
▼取り扱うプロダクトや技術、言語について
取り扱うプロダクトや言語については、開発・企画の状況により変化します。
以下、現状の取扱状況:
・車両の電気・電子アーキテクチャ概要に関する知識。(CANや車載Ethernetを含む)
・製造プロセス管理
・ソフトウェアバージョン管理
・ソフトウェア・ハードウェア組み合わせ管理システム
・ソフトウェア更新管理(トレーサビリティ管理)
・OTA(無線)アップデート技術
・社内IT基盤技術
・Windows Server/Linux Server/Oracle Database/.NETをベースとした社内システム開発に用いるソフトウェア技術
・AWSなどクラウドやWeb API連携に関する知識
【採用背景】
2025~2030年に向けてさらに繋がるクルマの機能拡大が進むことが予想される中で、各領域において専門性をお持ちの方々を外部よりお迎えし、今後のIT領域強化を加速させたいとの目的から積極的採用を実施、既に多くの仲間をお迎えしております。
近年、自動車のソフトウェアの大規模化・複雑化が進み、さらにOTA(Over the air)の活用によるコネクティッドカーへの進化等により、自動車におけるソフトウェア管理の重要性はますます高まっています。SUBARUでは、2020年代後半をターゲットに、新たな車両ソフトウェア管理・配信の基盤システム、および次世代のクラウド連携の基盤システムの立上げを目指した開発に取り組んでおり、開発~製造~アフターサービス全体を見据えてSUBARUのインフラ環境のあるべき姿を共に描き、共に実現を推進する人材を探しています。
※平均残業時間は、25時間/月を想定しております。
※配属先・担当業務により、リモート・ハイブリッド可、働き方の相談可
【必須要件】
※以下何れか必須
・ITベンダーやITコンサルティングファーム、事業会社の情報システム部門等でシステム企画や要件定義/設計などの上流工程の経験:3年以上
・データベース設計の経験:3年以上
・社内ITシステムにおける要件定義、概要設計、詳細設計の実施経験:3年以上
【歓迎要件】
・PDM/PLM/部品表システムの導入/運用経験、または業務知識
・製造業におけるシステム開発の経験