【配属先】
パワートレイン開発本部 PT制御システム開発部 第3制御システム開発グループ
【採用背景】
100年に一度の変革期を迎える自動車業界において、マツダではマルチソリューション戦略を掲げ、急激に変化する市場環境に最適な商品を短期間で開発、提供するためにモデルベース開発に取り組んでいます。ICE車、電動車のモデルベース開発を更に進化させ、複雑に協調し、膨大化する制御を机上で効率よく網羅的に検証するためには協調も考慮した机上検証環境を構築し、検証精度と検証時間のバランスを取ったプラントモデルを開発、提供できるスキルを持った人材の拡充が必要です。
【部門ミッション】
当部門のミッションは技術開発から量産開発に亘る、制御システムの開発を一貫して実行し、高品質で合理的なコスト、最高の開発効率で提供し続けること。具体的には、ガソリンエンジン(GE)、ディーゼルエンジン(DE)、ロータリーエンジン(RE)、ドライブトレイン(DT)、電気駆動のパワートレイン制御システムとその関連部品・電気電子アーキテクチャについて、以下の開発業務を遂行する。
(1)机上及び実機を用いたカラクリ解明とモデル化、システム検証の実施
(2)市場品質の継続的改善と市場調査に基づく環境モデル・基準・テストコードのスパイラルアップ
【職務概要】
ご希望やスキルに応じて、以下いずれかの業務を担当いただきます。
▼MILSチーム
・MILS環境構築/管理
- 対象となる車両システムに適合したMILS環境構築と環境のメンテナンス、共通化による効率的な運用/管理
- 環境の精度向上・管理、改善、自動化による効率化推進、標準化
・プラントモデル開発
- 対象となる車両システムに適合したプラントモデルの開発、プラントモデルの要件定義、設計、開発
- プラントモデルの精度向上
▼HILSチーム
・MILS/HILSシステムの環境構築/管理
- 対象となる車両システムに適合したHILS環境構築、メンテナンス、共通化による効率的な運用・管理
- 環境の精度向上・管理、改善、自動化による効率化推進、標準化
・テストケース開発
- 対象となるシステムを効率的、効果的に検証するための検証要件の明確化とテスト設計、実装
- テストケースの継続的運用、改善
【ポジション特徴】
制御ソフトウェア検証環境構築やプラントモデル・テストケース開発は、検証負担軽減に繋がるような、開発全体を支える為の非常に重要な役割を担っています。これにより、早期の不具合発見や効率的な開発プロセスが実現し、製品の品質と信頼性向上に直結する為、大きなやりがいを感じる事が出来ます。
また弊社では、マルチソリューション戦略に対応する為に机上検証範囲、精度の拡大が必要であり、狭い範囲で検証を行うのではなく、広く独創的な検証環境の構築に踏み出そうとしています。新たな手法、考え方も大歓迎ですので、こんなことを実現したいという強い思いを持ってきていただける事を期待しています。
【配属先】
▼組織構成
パワートレイン開発本部 PT制御システム開発部 第3制御システム開発グループ
PT制御システム開発部
・第3制御システム開発グループ 66名
- 検証環境構築/アドミ関連
- HILS 12名・・(1)
- MILS 7名・・(2)
- アドミ関連 5名
▼年齢構成
(1)HILSチーム:20代:2名、30代:2名、40代:5名、50代:3名
(2)MILSチーム:30代:4名、40代:1名、50代:2名
【働き方】
・出社頻度:週2回以上出社
- HILSはハード系を扱うので出社率は高め(業務によっては在宅も可)
・残業時間:~20h/月程度
・出張:~1回/年程度 展示会等
【勤務地】
※I・Uターン歓迎、借上住居(独身者/単身者)を完備しております
※引越し費用、交通費は当社規定により支給します
【必須要件】
▼以下のいずれかを満たす方
・MILS/HILS等検証環境構築経験を有する方
・プラントモデル開発経験を有する方
・制御ソフトウェアのテストケース開発経験を有する方
・自動車関連制御開発においてMATLAB、Simulinkの操作スキルを有する方
【歓迎要件】
・自動車の走行系制御(エンジン、トランスミッション、ブレーキなど)の開発経験
・電動デバイス(モータ、インバータ、DCDCなどの電力変換機)の制御開発経験
・電気回路、CAN/LIN/SENTなどの通信プロトコルに関する知識
・実験計画法に沿ったテストシナリオ、試験計画の策定経験
・モデル管理、構成管理の知識と経験
・品質工学、FMEA/FTA、DRBFMなどのスキル
・英文マニュアルの読み書きが可能な英語力(TOEIC500点以上)
【求める人物像】
・積極的にコミュニケーションをとる事が好きで、ほかの社員と協力して業務を進められる
・高い目標にチャレンジし、達成に向けた自律的な業務管理が出来る