【配属先】
パワートレイン開発本部 電気駆動システム開発部 第3電駆開グループ
【採用背景】
BEV、HEV共に電気駆動ユニットの競合力はモータの性能、サイズ、コストが重要な要素となります。モータの出力密度は磁気回路設計に加えて、常に高トルク、高出力で使用できるような冷却設計、高密度の部品構成ができる構造設計を必要とします。
自前設計、生産委託、購入といったあらゆるモータの調達手段を可能にして、電駆ユニットの短期開発やマルチソリューションに対応ができるようモータ開発設計に関する技術の手の内化を進めています。本格導入に向けた体制強化を行うため、本領域で実務を担っていただける方のご入社を期待します。
【ミッション】
▼部門
電気駆動システム開発部は、電動化における主要ユニットである駆動用バッテリ、電力変換器、充給電器、e-Axle、電動化システム(制御)の設計、評価の主幹部門です。『ひと中心』の環境造りと開発活動で電動化へのトランジションをリードするべく、中期経営計画の電動化Phase2、及びPhase3の実現に向け技術、商品開発に取組むとともに、社内全体へ電動化知見を広め、全社的な開発、商品化プロセス構築に取組んでいます。
▼第3電駆開発グループ
本グループは、モータ、インバータ等の電気駆動ユニットの開発を自分たちの力でコントロールし、より魅力的なマツダらしい電動車の実現に向けて取組んでいます。ハイブリッドユニットやe-Axleといったユニット視点だけでなく、クルマやシステム視点からニーズを見極め、次世代に求められる駆動源の開発をリードしていきます。
【職務概要】
電気駆動システムを構成するモータ開発業務に従事いただきます。
【職務詳細】
・電気駆動システム駆動用モータ機能技術開発
- モータの設計および機能開発
- 新技術の調査および導入
・電気駆動システム駆動用モータ冷却、構成部品設計/開発
- モータの冷却システム設計
- 構成部品(巻線、磁石、鉄心など)の設計および開発
・電気駆動システム駆動用モータ機能検証および評価
- 実機試験によるモータの性能評価
- 信頼性試験および耐久試験の実施
・電気駆動システム駆動用モータの解析業務(電磁場解析/熱解析/構造解析)
- 解析結果の評価およびフィードバック等
【ポジション特徴/魅力点】
車両駆動用モータは産機モータや家電モータと異なり、決まった負荷点だけでの運転となりません。また、法規的にも航続距離など届け出をしているため、広い範囲で精度の高い性能を出すことが求められます。さらには一般電源より高電圧対応が必要な絶縁設計、連続的に高い出力が維持できる冷却技術の開発、モータ駆動制御との連携による高出力密度・低損失など多方面で技術的な挑戦が求められます。これらの挑戦を通じて自身の技術力を高めることができ、モデル検証~実機テストがクルマに繋がっていくプロセスを実感できます。
弊社の中でも強化領域として注力されている業務領域であり、ユニット開発ですが多くの技術を経験でき、業務を遂行することで会社の業績にも貢献できます。
【組織構成】
モータ・インバータ、e-Axleの開発を行っており、大よその体制は下記になります。
・モータ・ジェネレータ開発 約30名(構造系15名/モデル開発 15名)
・インバータ開発 約30名(システム一括検討 20名/回路・構造系 10名)
・車載パッケージ・筐体開発:約15名
・減速機・ギヤトレイン開発:約5名
※今回はモータ・ジェネレータ開発チームに配属予定
【勤務地】
※I・Uターン歓迎、借上住居(独身者/単身者)を完備しております
※引越し費用、交通費は当社規定により支給します
【必須要件】
・電気工学系(電磁設計/電気回路設計/パワーエレクトロニクス/制御等)の高専/大学卒以上もしくは同等の基礎知識
・モータに関する技術開発/量産設計、開発/評価のご経験(3年以上)※業界不問
【歓迎要件】
・自動車および自動車用部品業界での職務経験
・車両用電気駆動システム用モータの開発/設計経験
・交流モータ制御技術の開発/設計/評価経験