【当社について】
自動車業界は100年に一度といわれる大きな変革期を迎えております。その中で当社は『2030年までに死亡交通事故ゼロ』の実現を目指しております。
そのため、より良いクルマを作っていくために入社年次や新卒社員・中途社員を問わず、闊達に意見を言える風土があります。
【採用背景】
SUBARUは個性と技術革新によってSUBARUらしさを発揮し、脱炭素社会の実現に貢献していきます。これまで、2030年時点の電動車比率をハイブリッド車とバッテリーEVを合わせて「40%以上」としておりましたが、これを「バッテリーEVのみで50%」へ引き上げ、120万台の全世界販売台数に対しても「ハイブリット車とバッテリーEVトータルで60万台の電動車を販売する」とし、電動化レベルを引き上げることで脱炭素社会の実現に貢献していくこととしています。
さらに、2030年代前半までに全世界で販売するSUBARU車のすべてに電動技術を適用するとともに、2050年にはWell-to-WheelでCO2排出量を2010年比で90%以上削減することも目指しています。
また、脱炭素社会の実現の他にも、『世界一安心安全で愉しいBEVの開発』にも力を入れており、『SUBARUらしさ』の追求と併せて、この先も「お客様に愛されるSUBARU」であり続けていきたいと考えています。
これらを実現するため、バッテリーシステム開発部では人員体制強化をする必要がございます。皆様からのご応募、心よりお待ちしております。
【配属部署】
バッテリーシステム開発部
【職務内容】
SUBARUの将来を切り開く仲間の一員として、次世代電池実現に向けた、電池制御開発業務をお任せいたします。
▼具体的には
(1)要件定義
車両要求や電池部品の制約を把握し、電池制御要件へブレイクダウンしていただきます。
(2)アーキテクチャ設計
関連機能や制約を考慮しながら論理/物理的な関係を定義していただきます。
機能ブロック図(機能毎にどのように制御/連携させるのか)を図示等、システム設計における下流部分の工程となります。
(3)モデル設計・検証
アーキテクチャ設計を念頭に制御ロジックを考え、それに基づいてモデルを設計し、MILS検証を実施します。
※モデル設計/開発については外部に委託しており、具体的には制御ロジックの検討業務、MILS検証業務をお任せいたします。
(4)HILS構築・検証
電池の安全とお客様の使い方を勘案した評価項目を検討し、HILS、実機(電池セルモジュール)、実車を評価環境を活用しながら、ソフトウェア品質確認をしていただきます。
※上記技術内容を他部署と協調して開発を進めるため、プロジェクトマネージメントも併せて行っていただきます。
【使用ツール】
・プログラム:Visual Studio Code、MATLAB/Simulink、Python、CAPL、C
・モデルベース:SysML/UML
・CAN関係:CANalyzer、CANoe
・その他:Office、Confluence、JIRA、Visio
【このポジションの魅力】
上位要求から評価まで一貫して開発に携われることが最大のやりがいです。SUBARUの場合、部分的な業務にはならず、一人ひとりに任せられた業務範囲が広い為、クルマ全体を意識しやすく、電池制御の全体を捉えた上で個々の業務を行うことが可能です。
【キャリアステップイメージ】
電池制御開発は、他部署とよく連携して業務を進める必要があるため、人脈や知識の幅が必然的に広まっていく環境があります。その上で将来的には、社内ジョブローテーション制度を利用いただきますと、さらなる成長が見込める部署へのローテーション異動も可能です。
【職場環境】
・残業:約30h/ave
・リモートワーク:可(週1~2日程度の利用実績あり)
※リモートワーク自体は制度として認められており、業務によって利用頻度も異なります。バッテリーシステム開発部では、制度を利用しない人や、毎週1~2日利用、など様々なケースがありますが、ご家庭の事情や天候などで臨機応変にリモートワークを利用することが可能です。
【勤務地】
リモートワークあり
【必須要件】
モデルベース又はプログラム言語を用いた制御開発のご経験のある方
【歓迎要件】
・自動車関連企業での職務経験
・システム開発経験
・モデルベース開発の経験
・機能安全開発の経験
【求める人物像】
・自ら進んで新しい技術開発に携わることが出来る方
・失敗を恐れず、挑戦することが出来る方