【職務概要】
100年に1度の大変革期にある自動車産業において、マツダではCASEなどに対応することでMobilityを通じてお客様を持続的Well-beingな状態にすることをソフトウェアファーストで実践していくことを目指しています。
そのために、多様化する価値観に対応するため、ますます複雑化、高度化、大規模化する車両システム開発のうち、IVIおよびデジタルコックピット領域において、スマホのように、車両以外のシステムとつながることで増大するセキュリティリスクを低減させるために、ECUとして具備すべきシステム、ソフトウェア、ハードウェアのセキュリティ設計と各レイヤでの検証を行う業務をご担当頂きます。
【職務詳細】
▼車載情報システム(デジタルコックピット等)、インフォテイメントシステム、およびコネクティッドサービスの
・システム/ハードウェア/ソフトウェアに対する脆弱性対応戦略の立案と実践
・システム/ハードウェア/ソフトウェアのセキュリティに関する要求定義、要件/仕様定義
・サプライヤや協力会社、および社内関連部門と連携しサイバーセキュリティ要件検証と妥当性確認の推進
【部門ミッション】
その中で、コネクティッドサービスはじめ外と繋がることで、車としての安心安全、またはプライバシーが損なわれず安心してご使用いただけるシステムを開発することを目指しています。
今回配属の部署では特定の機能/性能ではなく、今後のIT業界などのセキュリティリスク動向から、クルマに求められる機能/性能を予測しながら、最適なセキュリティを持ったシステムを実現いただくことがミッションです。
【ポジション特徴】
CASE時代のマツダらしいUXをコックピットで提供するためには、
(1)安心安全に使っていただける
(2)個人情報が他者から侵害されないことを大前提として実現して行く必要があります。
そのため、コックピット領域だけでなく車両システム、車外コネクティッドサーバ含めた大規模システムを一気通貫でセキュリティ設計を行うことで、お客様への価値提供を下支えしていることを実感できます。
また、業務を通して得た最新の技術動向やコネクティッドデータを活用することで、中長期技術戦略の立案、その実行を推進と継続的な改善が可能なブレーン的な立ち位置として活躍できる環境です。
【配属部署】
配属予定の情報制御モデル開発部では以下の5つのグループで構成されている。
(1)統合コックピットシステム開発G(IC2318、IC2324、IC2325、IC2326)
(2)コネクティッドアーキテクチャ開発G(IC2320、IC2327、IC2329)
(3)コネクティッドソフトウェア開発G(IC2319、IC2321、IC2322、IC2323、IC2328)
(4)サウンド・アンテナ開発G
(5)HMI開発G
【勤務地】
※マツダR&Dセンター横浜希望の方に関しては、ご希望に応じて、東京本社(東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング25階)での勤務も相談可能です
※ただし、東京本社勤務に関しては、新拠点の準備が整ったタイミング(※2025年夏頃)で麻布台ヒルズに勤務地変更予定
※I・Uターン歓迎、広島の場合は借上住居(独身者/単身者)を完備しております
※引越し費用、交通費は当社規定により支給します
【必須要件】
▼以下いずれか必須
・ITシステム、家電、通信機器などのサイバーセキュリティ開発経験
・暗号技術・無線通信等のIT知識・開発の経験
・C、C++、C♯、JavaScriptなどの言語でのソフトウェア開発の経験
【歓迎要件】
・IVI、および、Meter、HUD等の車載組み込みシステムセキュリティ開発の経験
・組み込みソフトウエア開発の経験
・DevSecOps開発推進経験
・半導体・マイコンに関する知識・開発の経験