【ポジション概要(募集の背景・目的)】
デジタル化の進展により、企業や個人がオンライン上でやり取りする情報がますます増加しています。特に、SNSの普及によって個人情報が瞬く間に拡散されるなど、個人情報保護に対する意識の高まりがあり、不正アクセスやシステム不備による情報漏洩事故による賠償請求や社会的評判の失墜は企業にとって大きなリスクとなっています。
また、各国当局でも情報セキュリティ管理に関する法令改正が進められ、例えば国外への情報持出を厳しく管理・制限することを企業側に求めなどの動きも出てきています。
当行の情報セキュリティ管理では、こうした法規制動向の変化だけでなく、ビジネス環境の変化をフォワードルックに捉え、リスクに応じた実効的かつ効率的に統制の最適化を模索しており、金融業界に留まらず、異なるカルチャー・業界でのキャリア経験を有する高スキルの方の新しい発想・視点を必要としています。
【業務内容(以下の業務のうちいずれかを、ご希望や適性を踏まえて担っていただきます)】
・個人情報保護法(含む海外個人情報保護法令)への対応(法令の分析、国内情報セキュリティ管理関連手続への反映、照会対応などの法令改正にともなう対応)
・当行のDX戦略で進める新ビジネスへの情報セキュリティ管理の観点でのサポート、社内インフラのDX化に伴う情報セキュリティ管理態勢の整備
【配属部署】
三菱UFJ銀行 コンプライアンス統括部情報セキュリティ管理Gr
【主な関係者】
業務管理部署、経営管理部署、システム開発部署、海外拠点コンプライアンス部署、法務部など
【想定キャリアパス】
内外環境・法規制動向の変化に応じた、実効的かつ効率的な情報セキュリティ管理統制の実現に向けて、個人情報保護法(含む海外個人情報保護法令)への対応や、新ビジネス推進サポート、社内インフラのDX化に伴う情報セキュリティ管理態勢構築などの業務領域で中核的な役割を担っていただきます。
キャリアを重ねていくことで、将来的にはチームヘッド等のマネジメントとして当行の情報セキュリティ管理をリードしていただくポジションへの登用も期待しています。
【勤務地区分】
▼別に定める勤務地区分(注)を選択可能とする
I:全国グローバル
本人の同意なく、国内海外を問わず転居を伴う異動がある
II:国内ブロック・本部
本人の同意なく、転居を伴う「東日本」「中部」「西日本」の各地域ブロック内および全地域の本部への異動がある
なお、FM職の場合は、本人の同意なく、転居を伴う「東日本」「中部」「西日本」の本部への異動がある
・東日本ブロック:北海道・東北・関東エリア
・中部ブロック:中部・北陸エリア
・西日本ブロック:関西・中国・四国・九州エリア
III:転居を伴う異動はない
本人の同意ない転居を伴う異動はない。
(注)ライフデザインや環境変化等に応じ、行員全員(プロフェッショナル職・FM職・総務職)が、原則年1回、勤務地区分を選択・変更することが可能です。また、区分II(国内ブロック・本部)を選択する場合は、併せて「地域細区分(東日本・中部・西日本)」を選択・変更できます。
※FM職につきましては、2026年度入行での募集はありません。
【キャリア採用比率】
2019年度:9.6%
2020年度:16.4%
2021年度:18.1%
2022年度:45.7%
2023年度:48.8%
【必須要件】
・銀行、証券等の金融機関や弁護士事務所、コンサルティング会社、一般事業会社における情報セキュリティ管理業務、コンサルティング経験のうち、特に以下の何れかの経験がある方
- 個人情報保護法(含む海外個人情報保護法令)への対応
(例)関係法令の情報収集・分析
社内の法令遵守態勢の構築(手続整備、照会対応、モニタリング態勢構築など)
- DX化に対応した情報セキュリティ管理態勢の整備
(例)新ビジネスの情報セキュリティ管理態勢の構築
・社内インフラの情報セキュリティ管理態勢の整備
【歓迎要件】
・弁護士(特に本邦個人情報保護法や、海外個人情報保護法令の対応経験のある方)
・情報セキュリティ管理プロジェクト・チームのリーダー経験
【人物面】
・高いコミュニケーション能力・リーダーシップ
- システム面・法令面それぞれの観点で、情報セキュリティに関するリスクを理解したうえで、関係者との説明・折衝など行内の管理態勢構築に向けてリーダーシップを取れる方
【学歴】
大学院(MBA、法科大学院含む)/大学
【語学】
推奨(ビジネス英語レベル[TOEIC860点以上])