【採用背景】
日本有数の規模を誇るアルミ板製品の圧延工場である真岡製造所では、アルミ缶材、自動車材、ハードディスク用アルミ基板など高シェアを有する製品群の製造を行っています。
同製造所のアルミ板開発部では、これらの新製品開発や、品質向上のための技術開発を担っています。
昨今、世界的に関心が高まっているカーボンニュートラルに対応するため、CO2削減を目的とした軽量化や省エネ技術の開発が急務となっており、新規アルミ製品の開発体制を増強したく、新たな技術者を募集します。
【配属組織】
鉄鋼アルミ事業部門 真岡製造所 アルミ板開発部 材料加工開発室
【業務内容】
アルミ缶、自動車部材、ハードディスク基板といった高シェア製品群を支える、新規アルミニウム合金および関連技術の開発に関し、ラボ評価から製品化までを一連で担当していただくことを想定しています。
製造・加工から要求される特性(強度、成形性など)をラボスケールで試験し、候補材のスクリーニングを行います。その後、実機の生産ラインと連携し、量産時の品質安定性も考慮した最適な製造条件を確立します。
開発完成後にはお客様への技術/コンセプトのプレゼンテーションなども担っていただきます。
【キャリアパス】
・入社直後:副担当として開発案件に参画していただき、業務や開発の一連の流れを経験していただきます。
・半年~1年:主担当として開発案件を推進していただきます。
・3年~程度:上記の業務を経験した後は、希望や適性に応じて、他の製品分野の開発担当へのローテーションも検討します。
ご本人のご意向や適性によっては海外工場での勤務のチャンスもあります。
【魅力・やりがい】
当開発部は製造ラインに隣接しており、自ら開発に携わった製品が、数年後に量産化され世に出ていく過程を間近で感じることができます。特に、自動車の軽量化による燃費向上や、リサイクル性の高いアルミ缶など、カーボンニュートラルの実現に直接貢献する最先端の製品開発に携われる点は、社会貢献性も高く、大きなやりがいとなります。
※在宅勤務可能
【必須の経験・スキル】
・材料・機械・物理・化学専攻の修士卒以上の方
・大学以上で、研究開発実務の経験もしくは自動車関連メーカでの開発業務の経験のある方
【あると好ましい経験・スキル】
・アルミ等の金属材料の研究開発に携わった経験をお持ちの方
・TOEIC550点以上をお持ちの方
- 海外の拠点やお客様とのやり取りをする機会が想定されるため、英語を使っての業務に抵抗がない方を歓迎しています。
【求める人物像】
・知的好奇心が旺盛で、粘り強く課題解決に取り組める方
・周囲と積極的にコミュニケーションを取り、チームワークを大切にできる方
・ものづくりへの情熱があり、自ら手掛けた製品を世に送り出すことにやりがいを感じる方
・軽量化技術などを通じて、カーボンニュートラルといった社会課題の解決に貢献したいという意欲のある方