【募集背景】
私たちキャディは「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに、「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を展開しています。
2022年にローンチした「製造業データ活用クラウドCADDi Drawer」は、製造業の中でも最重要といわれる図面データを機械学習など様々な技術により構造化し多様な情報と結び付けることで、情報資産としての活用を可能にしました。また、2024年にローンチした「AI見積クラウド CADDi Quote」は、調達部門における見積依頼、見積回収、相見積比較、見積査定までの一連のプロセスをワンストップで管理し、調達改善のためのデータを資産化することを可能にしました。
CADDiは既に国内の大手製造業から加工会社のお客様にまで活用いただいており、T2D3を大きく上回るスピードで成長しています。2023年からは海外(アメリカ・タイ・ベトナム)での販売も開始し、グローバル展開も加速させています。
今後は更に製造業の知見をテクノロジーによって再現・集約することで、部門や会社を超えた全体最適の実現を目指しています。
開発としては、データプラットフォームとしての機能強化、プラットフォーム上で動く数十個の新規アプリケーション開発、飛躍的に増加するユーザー数・データ量・データ種類に耐えうる基盤の強化など、取り組みたいテーマが数多くあります。
難易度が高くチャレンジしがいのあるプロダクト開発に一緒に取り組む仲間を募集しています。
【業務内容】
▼以下の領域を中心に、SREとして、サービスの信頼性向上と効率的な運用を推進していただきます。
・信頼性の向上
- サービスのパフォーマンス、可用性、スケーラビリティの改善
- インシデント発生時の緊急対応、根本原因分析(RCA)、再発防止策の策定と実施
・モニタリングとオブザーバビリティ
- サービスレベル指標(SLI)とサービスレベル目標(SLO)の定義と運用
- ログ、メトリクス、トレースを活用したサービスの可視化(オブザーバビリティ)の推進と改善
・自動化と効率化
- 手作業の運用タスク(Toil)を削減するための自動化ツールの開発と導入
- CI/CDパイプラインの構築・運用・改善を通じて、デプロイメントの効率化と安全性の確保
・アーキテクチャとインフラ
- クラウドネイティブなアーキテクチャの設計、構築、運用
- Kubernetesをはじめとするコンテナ技術の運用と管理
- Infrastructure as Code(IaC)の実践と普及
・チームコラボレーション
- 開発チームと連携し、開発プロセス全体にSREの観点を組み込むための活動
- 他チームへの啓蒙や教育を通じて、組織全体のSRE文化を浸透させる
【このポジションの面白さ・得られる経験】
・高度な技術課題への挑戦
- サービスのスケーラビリティや信頼性に関する難易度の高い課題に、情熱的なメンバーと共にチームで向き合い、解決していく経験を積むことができます。
・プロダクト成長への直接的な貢献
- 急成長する「CADDI Drawer」の安定稼働を技術力で支えることで、プロダクトが進化していく過程に不可欠な存在として貢献できます。
・グローバルな環境での経験
- グローバル展開を加速するプロダクトの信頼性向上に携わることで、多様なバックグラウンドを持つチームメンバーと共に、国際的な舞台でのサービス運用経験が得られます。
・社会貢献性の高い開発
- 製造業の産業構造を根底から変革するプロダクト開発を通じて、社会全体に大きな価値を提供し、そのインパクトを直接感じることができます。
【所属組織について】
・プロダクトの提供価値が確立し、事業が成長ステージへと移行した現在、CADDİ Drawerの成長を最大限に加速させるため、SREチームはプロダクト開発と密接に連携する体制へと移行しました。この戦略的な意思決定に基づき、本ポジションではDrawer SREチームへの配属を想定しています。
・本チームは、CADDİ Drawerの機能開発と信頼性のバランスを保ち、ユーザーに最大の価値を提供することを目指しています。また、開発組織全体として、より多様な視点を取り入れ、多国籍なメンバーが活躍できる環境づくりにも挑戦しています。
【開発環境】
・フロントエンド:TypeScript、React、Next.js
・バックエンド:Rust(axum)、TypeScript、Node.js(Express、Fastify、NestJS)
・機械学習・アルゴリズム:Rust、Python、OpenCV、PyTorch、TorchServe、Elasticsearch、Vertex AI
・インフラ:Google Cloud、Google Kubernetes Engine、Anthos Service Mesh、Istio、Cloudflare、Argo Workflows
・Event Bus:Cloud Pub/Sub
・DevOps:GitHub、GitHub Actions、ArgoCD、Kustomize、Helm、Terraform、Datadog、MixPanel、Sentry
・Data:CloudSQL(PostgreSQL)、AlloyDB、BigQuery、dbt、trocco
・API:GraphQL、REST、gRPC
・認証:Auth0
・開発ツール:GitHub Copilot、Figma、Storybook
・コミュニケーションツール:Slack、Discord、JIRA、Miro、Confluence
【働き方】
▼働く場所について
・リモートワークをベースとしています。
- メンバー同士の交流を目的として、週1回程度の出社推奨日やQに1~2回程度のオフサイトミーティングを設けています。
- 詳細はチームにより多少異なりますので、面談や面接にてご質問ください。
・中部・関西・九州など、首都圏以外在住のメンバーも複数名活躍しています。
・出社を希望される場合、いつでもオフィスを使っていただくことも可能です。
※働き方にするご質問がございましたら、採用プロセスの中でお気軽にご相談ください。
【必須要件】
・5年以上の実務でのソフトウェア開発経験
・Webアプリケーションのバックエンド開発および運用経験
・クラウドサービスを利用したアーキテクチャの設計・構築・運用経験(SREチームでの実務経験またはそれに類する経験を含む)
・Infrastructure-as-Codeの実践経験
・Kubernetes等のコンテナ技術の運用経験
・CI/CDパイプラインの構築・運用経験
・日本語でのビジネスコミュニケーション
【歓迎要件】
・ネットワークに対する基礎知識
・分散システムの構築、運用経験
・Webアプリケーションのバックエンドの設計〜運用経験(静的型付け言語だと尚可)
・Google Cloudを利用したシステムの設計〜運用経験
・Datadog等のモニタリング基盤の設計〜運用経験
・組織にSRE文化を浸透させるような経験(チーム立ち上げ、他チームへのイネイブリング、育成・啓蒙、など)
・50人以上のエンジニアリングチームにおけるSRE実践経験
【求める人物像】
・キャディのミッション「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」に共感する方
・本質的な課題に向き合い、当事者意識をもって解決に向けた行動ができる方
・変化が早く不確実性の高い状況において、前向きな姿勢と建設な議論を通じて業務を遂行できる方
・相手のコンテキストや解像度に配慮し、他者をリスペクトする姿勢でコミュニケーションや議論ができる方
・システムのモニタリングやキャパシティプランニング、リリースエンジニアリングなどの実践を通じたサービスの信頼性向上にモチベーションのある方