【採用背景】
品質統括部は、年度毎の全社品質取組方針に従い、「信頼される品質」を提供できる基盤の確立と体制の定着化と「喜ばれる品質」を提供するための事業マネジメントの強化に取り組んでいます。2017年の品質不適切行為によって失った信頼を回復すべく、不正防止、QMS向上のための品質ガイドラインを定め、この遵守と内部監査による定着確認、不適合流出防止の活動、風化防止活動を進めております。今後より一層グループ全体の品質ガバナンスやQMSの改善、品質リスクの管理、未然防止活動を、事業部門や拠点と連携して企画・推進できる人材を募集します。
【配属組織】
▼品質統括部:部長、担当部長、庶務+3グループ体制
・品質保証統括グループ(品質保証に関する企画、推進、統括を担当):3名
・品質監査グループ(品質の内部監査を担当):9名
・KOBELCO TQM推進グループ(TQMの推進を担当):6名
※今回は品質保証統括グループへの配属を予定しています。
【業務内容】
入社後は事業部門と寄り添いながら、全社の品質向上に向け業務に取り組んでいただきます。事業部門・生産拠点の品質保証担当の品質取組方針に基づく活動の方針・日常管理、重要な不適合流出発生時の拠点サポート(原因究明、再発防止支援)を行っていただきます。
半年~1年後には、上記に加えて、品質ガイドラインの改善・補強担当、およびQMS向上のための管理技術をそれぞれの担当者と協業しながら、浸透施策、教育活動、法令・規格管理をお任せする想定でおります。これまでのご経験により、お任せする業務は変更する可能性があります。
【キャリアパス】
品質保証統括グループ内での担当替え、および品質保証人材として転居を伴う本社・事業部門・拠点間のローテーションの可能性があります。
(例)品質統括部 品質保証統括グループ → 事業部門品質保証部署/拠点品質保証部署 → 品質統括部
【魅力・やりがい】
2017年の品質不適切行為の発生を受け、2018年に、初めて全社品質を総括する部署として品質統括部が発足しました。
現状分析や改善提案、品質教育や各種ツールの使いこなし指導などの施策推進、浸透については取り組みが実を結び始めており、今後はより事業部門や生産拠点と共に協業し、当社の新しい品質水準を創っていくことが重要になっています。
これまでの実践経験を活かせる機会と、成果を実感しやすい環境で働くことができると思います。
品質統括部自身がトップダウン的な指導をしている訳ではなく、事業部門、拠点と会話をして、合意形成をしながら進めていく仕事です。
難しい面もありますが、人との繋がりを持てる、期待される仕事でもあります。
※在宅勤務可能
【必須の経験・スキル】
事業部門や生産拠点の品質保証活動の推進を担当した経験
※出身業界や技術専門性は問いません。様々なバッググラウンドをもった社員がお互いの知見を持ち寄ることで業務推進しています。
【あると好ましい経験・スキル】
・品質ガバナンスの企画・推進経験
・品質保証経験(お客様対応窓口、社内調整業務を含むQC検定2級以上相当)
・公的認証(JIS、ISO9001、IATF16949、JISQ9100等)対応経験
・製品化学物質管理対応経験
・複数事業所のある製造メーカーにおいて全社単位での品質推進の経験
・事業所以上の単位での戦略立案・指導・推進経験
・品質マーケティングの経験
・組織内の品質保証/品質管理教育の企画・講師経験、または原因分析、未然防止活動の指導経験
【求める人物像】
品質管理業務や推進のご経験を活かし、事業部門や生産拠点と寄り添い、協業しながら新しい当社の品質管理水準を創っていくことにご興味のある方