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株式会社MFS

地道なデータサイエンスが、ダイナミックに事業と繋がり芽吹いていく。住宅ローン診断サービス・MFSの他にないやりがいとは

「テクノロジーと分析の力でユーザーにパワーを」をミッションに、「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる世界」を目指してビジネスを展開する株式会社MFS

多くの人が一度は直面する「住宅ローン」をキーワードに、最先端のファイナンススキルとITの融合でサービスを成長させてきた同社は、さらなる事業拡大のため事業の中核を担うデータサイエンティストを積極採用中です。

今回は執行役員の青山さん(写真左)と、現役データサイエンティストでありリサーチ&アナリティクス部部長でもある神戸さん(写真右)に、MFSでデータに携わる面白さとやりがいについて詳しくお話を伺いました。

データに基づいた信頼性×成長FinTech企業のスピード感

―――まず最初に、事業概要とご担当領域のご紹介をお願いします。

青山さん
MFSは、クレジット(信用力)分析を起点にビジネスを展開している会社です。事業領域は大きく2つあり、1つはオンライン型住宅ローンサービス「モゲチェック」事業です。
モゲチェック説明資料
エンドユーザーの方が住宅ローンを組まれる際、どの銀行のどんな住宅ローンが最適なのかわかりやすく見つけるための住宅ローン比較診断サービスです。

もう1つは、オンライン不動産投資サービス「インベース」事業です。
インベース説明資料
魅力的な投資用不動産と個人投資家を繋ぐサービスで、投資用ローンの借入れ可能額シミュレーションから物件の購入、借り換え、売却までトータルでサポートしています。テック企業の知見を活かしたWebマーケティングとヒアリング分析により、おかげさまで急成長しています。

不動産業界は、物件を作った人、保有している人、それを買いたい人、融資をする銀行、間に挟まる保証会社など、構造が複雑なことから、これまでテクノロジーが入り込む難易度の高い領域でした。テック企業として創業し、経営陣全員が金融機関出身である私たちが、金融とテクノロジー両方の知見を活かして不動産事業を展開することで、効率的な運営をしていきたいと考えています。

神戸さん
リサーチ&アナリティクス部の部長をしている神戸です。部のマネジメントを担いながら、現在もデータサイエンティストとして、MFSグループのAIモデル構築およびデータ分析を担っています。具体的には、融資承認確率(住宅ローンの銀行審査を通過する確率)の算出モデルや、適切な不動産売買価格および賃料の推定モデルなどを作成しています。

他にも、新規サービス立ち上げのための調査や、施策実施に向けた分析も随時行っています。

―――日々のお取り組みでのこだわりや、やりがいはありますか?

神戸さん
リサーチ&アナリティクス部は、新しいサービスの起点となる部署です。社長をはじめ経営陣との距離が近く、意思決定が早い一方、金融ならではの一定のクオリティが求められます。スピード感を保ちながらも、しっかりとデータや事実に基づいて発信することは常に心がけています。

やりがいは、裁量権が大きいところです。自ら手法を考えて分析した結果や開発したAIが、リアルに実装されて世の中で使われていく手触りを感じることができます。データサイエンスの領域は地道な作業も多いですが、その地道な作業が会社のダイナミックな動きと繋がって芽吹いていくのは、本当に面白いです。
MFSについて語る青山さん
青山さん
意思決定が早い分、高速でPDCAを回していけるところが大変さでもあり、やりがいになります。施策結果が当月中もしくは翌月には出るので、そのデータをもとにどんどんブラッシュアップをしていくことが可能です。

―――組織として目指している未来を教えてください。

神戸さん
機械学習を始めとするAIや最先端の技術を使って、金融サービスに必要な信頼性を保ちつつ、不動産業界を牽引する存在になれたら面白いですよね。データを軸に新しいサービスを創出するとともに、データドリブンで適切な判断や分析を回していけるような、攻めと守りの両方の要素を兼ね備えた部署にしていきたいです。

青山さん
株式市場や為替市場はマーケットが成熟しており、アービトラージ(異なる市場間での価格差や金利差を利用してマージンを稼ぐ取引)がほぼない世界ですが、一方で不動産取引は基本的に1対1の相対取引のため、情報量の差がものを言う世界です。

私たちには、不動産を金融商品の一つとして取り扱っていきたいという展望があります。個別の不動産取引が市場取引のようになるのには時間がかかると思いますが、私たちがこのような情報格差を是正していくことで、不動産取引に対してよりポジティブな印象を持ってもらいたいと考えています。

経営陣と直結し、データに関わる全ての領域に携わる

―――今回の注力ポジションであるデータサイエンティストの採用について教えてください。

データサイエンティストの仕事について語る神戸さん
神戸さん

シニアの方はもちろん、今はスキルが足りなかったとしても、主体性と責任感をもって動ける方であれば、ジュニアクラスでもぜひお会いしたいと思っています。

私たちの部署で募集しているポジションは、調査からデータ整備、機械学習モデルの構築、サービスへの実装まで、データサイエンスに関わる領域に広く携わることができます。上流から下流までお任せしたい仕事はたくさんあります。またビジネスサイドやエンジニアと連携するため、コミュニケーション能力もかなり重要なポジションになります。

―――分業ではなく、データサイエンティストとしてそれらの業務も担っていくということでしょうか?

神戸さん
もう少し組織が大きくなった際は分業化も考えていますが、現段階ではまずデータサイエンティストとしてジョインいただき、幅広く携わっていただけたらと考えています。

これは私の個人的な意見ですが、1つの専門的な仕事を最初から最後まできちんとやると、その過程で結局いろいろなことに触れてきていると思うのです。例えば、データ分析の過程でPythonやSQLにはほぼ触れているはずで、データベースに触ったことがないということもほぼないはずです。

「このタスクしかやりません」というような仕事しかしていない方であればスキルも限られるのかもしれませんが、自分で興味と好奇心を持ってデータ分析に取り組まれてきた方であれば、深く会得しているスキルは1つだとしても、その周りに自然と身についたものがあると思っています。

―――きっと、その幅広さや自主性が面白いところでもあるのですね。お話を伺っていて、神戸さんの表情がとても楽しそうです。

神戸さん
そうなんです!自分で色々考えてやりたい方には、すごく合う仕事だと思います。説得力のある提案はすぐ通りますし、実際にサービスとしてリリースされるので、責任感がある分、大きなやりがいに繋がっています。

例えば「本当はもっと主体的に仕事がしたい」と思っている方や、もともとベンチャー等で幅広くやってこられた方で「新しい業界でさらにステップアップしたい」という方には、とても合うのではないかと思います。

―――ちなみに、応募にあたって金融や不動産の知識は必要ですか?

求める人材について語る青山さん青山さん
実際に仕事として携わったことがなくても、興味があってこれから伸びていただける方であれば可能性はあると思っています。

神戸さん
不動産は特殊な専門領域なので、入社時点で知識がないのは当然のことだと思います。知的好奇心や学習意欲があって、知識を積極的に獲得できる方であれば全く問題ありません。

選考ではしっかりとコミュニケーションを取りながら、個々人を丁寧に見させていただく予定です。経歴だけでフィルターをかけることなく、総合的に判断していきますので、信頼して応募いただけたらと思います。

スピードとクオリティ、両方を求められるからこその面白さ

―――実際に転職されてきたお二人だからこそわかる、貴社ならではの魅力や特徴は何だと思われますか?

神戸さん
私自身、成長途中の企業であり、かつ自社プロダクトを持っているのがすごく良いと思っています。開発したAIや分析結果が実装されて世の中で使われるのもそうですし、経営陣と直接議論する中で新しいサービスが芽吹いていく過程を体験できるのは、大企業のデータサイエンティストでは味わえなかった面白さがあります。

当社はまだ小さい会社ながら経営陣の経歴もサービス内容もしっかりしていますし、面白いことをやっているのにあまり不安定さを感じさせない「いいとこ取り」なところが魅力だと思います。

青山さん
データサイエンティストでありながら、分析結果を実施後まで深掘りしてビジネスサイドと一緒に構築していける環境は、私たちの業務における醍醐味だと思います。不動産と金融、両方の領域に携われるのも良いところだと思います。

―――実際に体感したエピソードなどはありますか?

神戸さん
私が入社して最初に担当したのが、冒頭にもお話した売買価格および賃料推定のAIモデル作成だったのですが、作成したAIを活用できるようにするためにまず社内アプリのようなものを作ったところ、入社2か月後にはもう社内で実用化されていました。インベースのアプリにも同様の推定モデルを反映したのですが、それも入社半年後には実装されていました。2カ月や半年といった、「本当にそんなスピード感で進んでいくんだ」と驚いた記憶があります。

仮に作り上げることはすぐできたとしても、様々な事情で実用化までなかなかたどり着けないものも世の中にはたくさんあると思います。でも当社は、良いものに関してはどんどん実装して、世に出していくんです。

―――入社していきなりそのようなオーダーは予想外だったのでは?

神戸さん
実は、特に抵抗はなかったんです。私自身いろいろな業界を経験してきて、自分で言うのもなんですが「データさえあればなんとかなるかな」と。正解がないことでも、自分で考えながら責任をもって何かしら実行していくことは、一種のプロフェッショナリズムだと思うのです。
業務中のMFS神戸さん
スピード感を保ちつつも、ある程度適切なクオリティを維持しないといけない。でも、私にとってはそれが楽しいんですよね。

データサイエンスの力で、会社と業界を盛り上げていきたい

―――実際に新しい方が入社されたら、どういうことを期待しますか?やりたいことはありますか?

神戸さん
積極的に手を動かしていただけたらと思います。誰も正解を知らないことをやっていくため、一緒に考えながらチャレンジしてくださる方を求めています。

また、今がデータ整備も含めた環境やチームを醸成していくフェーズなので、そこにもぜひ積極的に参加してもらえたら嬉しいですね。

青山さん
自らの専門性を発揮しながら、積極的に発言して欲しいです。それによって組織も活性化すると思うので、前向きにどんどん動いていただけたら嬉しいです。

―――それでは最後に、応募を検討している方に向けてメッセージをお願いします。

神戸さん
やる気と能力があれば、幅広く挑戦できる環境です。データサイエンスの力で、ぜひ一緒にMFSを成長させていけたら嬉しいです。

青山さん
当社はリサーチとデータを重要視しています。ご自身の興味も満たしていただきつつ、いろんな規制やハードルを乗り越えて一緒に業界をリードできる存在になりましょう。

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著者情報

CREEK & RIVER
株式会社クリーク・アンド・リバー社 Symbiorise編集部
Symbiorise(シンビオライズ)は、AI、機械学習、データサイエンスなど最先端技術を扱う領域に特化した転職エージェントサービスです。データ・AI領域で転職を検討中の方に向けて、求人情報はもちろんインタビューやノウハウ記事などのお役立ち情報を発信しています。

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