株式会社グリッド

「電力・エネルギー」「サプライチェーン」「都市交通・スマートシティ」の3ドメインに注目し、社会インフラ最適化のためのAIソリューションを提供している株式会社グリッド。数多くの名だたるインフラ企業と連携し、社会と暮らしをさらに豊かで快適にする新たなイノベーションを今日も生み出しています。
2009年の創業以来オーダーは増え続けており、より多くのプロジェクトを成功に導くために、データサイエンティストの素養を活かして数理最適化に携わるプロジェクトマネージャー、エンジニアの仲間を積極的に募集しています。
そこで今回はプロジェクトマネージャー兼電力チームリーダーの中西さん(写真左)、Symbiorise経由で中途入社された数理最適化エンジニア兼グループリーダーの加藤さん(写真右)に、グリッドの事業ややりがい、働く環境について詳しいお話を伺いました。
目次
―――まずは事業概要と、自己紹介を兼ねてお2人のご担当について教えてください。
加藤さん
私たちグリッドは、「Infrastructure+Life+Innovation」をパーパスに、社会インフラに対して技術力で革新を起こし、人々の生活を良くしていこうという事業を行っています。その中でも「最適化」が1つのキーワードになっていて、具体的には、電力会社等のインフラ企業で立てられている各種計画を、数理最適化技術を用いてコスト削減したり、計画作成時間を短縮したりといったことを行っています。
私自身は主に鉄道会社と一緒にお仕事をさせていただいていて、最適化エンジンを作るグループのグループリーダーを担当しております。
中西さん
私も同じく最適化を中心に携わっていて、主に電力のドメインにおいて予測・分析などの技術的なシステム構築を担当しています。担当範囲は幅広く、プリセールスとしてお客様と直接「こういう価値が提供できますがどうですか」といったお話をしながら、実際にプロジェクト化した場合はプロジェクトマネージャー(以下、PM)としてプロジェクト全体を推進しています。基本的には、実際にプログラムを書いてシステム構築していく流れの全てに関わっています。
―――それぞれどのようなチームですか?
中西さん
私がいる電力チームに関しては今かなりお客様が増えてきていて、それに伴いメンバーも増えています。最近組織が再編されて2グループとなり、合計23人が在籍しています。2グループの中で合計6チームに分かれていて、私はその中の1つのチームのチームリーダーをやっています。23人全てが電力関連の業務だけに従事しているわけではないですが、何かしらの形で関わっています。
加藤さん
僕がいるチームはそんなに大きくなく、3名+私の4人チームです。得意分野がそれぞれにあり、数学が強くてモデリングが得意な方、海外の方で設計から最適化までオールマイティにお任せできる方、鉄道ドメイン出身で業界に精通し、広いネットワークをお持ちの方など、皆さん優秀で本当に助かっています。
―――確かに、御社は元々インフラ業界にいらした方もたくさん活躍されていると拝見しました。
加藤さん
そうなんです。僕はドメイン業界出身ではないので入社後に様々なドメイン知識をキャッチアップしたのですが、中西さんはまさにそのパターンですね。お客様に提案する段階はもちろん、実際作っていく中でもお客様特有の制約条件が出てくるので、実業務を理解していないと成果物がお客様の要望とずれていってしまうんです。PMも、実際にプログラムを書く人たちも、そういったドメイン知識を理解することをすごく大切にしています。
チームの雰囲気としてはどちらかというと落ち着いていて、必要に応じて適宜コミュニケーションをとっています。プロジェクトを進めていく中でも色々と問題は起きるので、そういう時はすぐにオンラインミーティングをしたり、もっと込み入ってくると対面で集まってホワイトボードを使いながら議論することもあります。
―――日々の取り組みの中で、やりがいや大事にしていることはありますか?

中西さん
まずやりがいを感じるのは、お客様と直接お話しているときです。私は元々大手電力会社の研究部門にいたので、(電力会社の)中にいた頃の感覚もありながら、今は外部から関わっているという違いがすごく面白いですね。というのも、中にいた当時はあくまで一担当者として意思決定者に提言する立場でしたので、物事を大きく動かすことはなかなか難しかったんです。外部から営業したからといってそれがガラッと変わるわけではありませんが、グリッドの営業では決裁権を持つ方と直接お話ができるので、問題意識や今後やったほうが良いことについて理解していただきやすいと感じます。それもグリッドの先人たちが「グリッドにやらせてみよう」と信頼していただけるお仕事を続けてきたからこそなので、グリッドでしかできない仕事だなと思います。
またグリッドでは電力関連の専門性を持っている方がまだ少ないので、社内でも私の提案に良い反応が返ってくると楽しいですし、他のメンバーもそれぞれ高い知識と専門性を持っている方々なので、一緒に仕事していて楽しいです。
あとは、同じ営業的な仕事でもプリセールスと営業では文化が異なるので、営業とエンジニアを繋ぐ存在として「グリッドの営業らしさ」「グリッドのエンジニアらしさ」の両方に関われるのは面白いですね。
加藤さん
エンジニア視点になりますが、僕もお客様とお話するのは楽しいですね。冒頭でもお話したように僕は入社後にドメイン知識を学びましたが、最初はよくわからないところから勉強してお客様と最適化対象の計画について話せるようになるまでの過程がまず面白かったですし、お客様から先日「良いものができていますね」といったお褒めの言葉をいただきまして、そこも嬉しいポイントです。
また最適化の解法を考える際、最初で間違えてしまうと後々の修正が難しいので、全体を踏まえながら検討するために1人で考えたり、皆でホワイトボードを使いながら議論したりする作業も面白いです。
あとはプログラムを書く際に、できるだけスマートな書き方や計算量が少なくなる書き方を思いついたりしたときは、やはり普通にエンジニアとして楽しいポイントですね。ずっと学びが尽きないというか、日々様々な気付きがあったり、新しいことへ挑戦できたりすることが楽しいなと思います。
―――組織として目指したい将来像を教えてください。
中西さん
グリッドは人数に対してやっている仕事の規模が大きくて、特に電力ドメインのプロジェクトにおいてはまだまだ人が足りていないので、ロールが特定の人に偏ってしまいがちなんですよね。本当はどんな人でも一定の品質でできるように体制を整える必要があるので、そのための教育・育成と、それぞれ自分がやりたいことをちゃんと実現できる組織にしていくことがまず大事かなと思います。
加藤さん
僕のチームは最適化プログラムを作るチームなので、まずは基本的なプログラミング能力や最適化の知識を常に伸ばしていくのは大前提だと思います。その上で最適化のプロジェクトって、実際にやってみないと本当に解けるかわからないし、お客様に違和感があれば修正しなければならないので不確定性が大きくて、そういう意味でプログラムを書く人間が自分の担当作業しか見ていないという状況はあまり良くないんですよね。
お客様と会話したり、PMと並走してスケジュールの全体感を意識しながら、できるだけ守備範囲を広げられることが理想。だからこそ、最適化の技術を高めながらも、いろんな幅を持ってPMと協力していけるような能力もエンジニアチームとしては大事にしていきたいと思っています。そのためにも、今期のグループ目標の1つに「プロジェクト全体を俯瞰して必要なアクションを取りましょう」という一文を入れています。
また研鑽の部分に関しても、今期はディスカッション込みの論文輪読会をグループ内で行っています。他にも、グリッドと連携している大学教授が定期的に出張授業をしにきてくださったり、競技プログラミングに皆で出場して力試しをするような機会もあります。
―――今回の募集ポジションである数理最適化に携わるPMとエンジニアについて教えてください。
中西さん
お客様からの相談案件は積極的にお受けしていく方針なので、ニーズに応えていくためにもう少し体制を盤石にしたいと思っています。基本的には、最適化という枠の中でデータに触れられることと、プログラミング能力があればOKです。2職種ともデータサイエンスの素養はあった上で、我々の数理的なバックグラウンドをある程度理解できるということと、数理ではない最適化に関しても聞けば一定程度わかる……ぐらいの能力があれば良いなと思っています。バックグラウンドに関しては社内にも色々な方がいらっしゃるので、そんなに気にしていないですね。
加藤さん
僕自身40歳くらいまでずっと物理の研究畑にいて、最適化については全然知らないまま最終面接で「何を勉強したらいいですか」と質問したら「数理最適化です」と言われたので、「じゃあ勉強しておきます」と答えたような人間です(笑)。そこから今なんとかやれているので、最適化とは一見関係ないところにいても数学的な素養があればキャッチアップしながらやっていけるのかなと思いますし、僕のような方は割と多いのではと思っています。
中西さん
そうですね。数学とプログラミングの関係性に対して直感が働くぐらいの理解がしっかり身についていれば、キャッチアップはすぐにできるのではないかと思います。
加藤さん
先ほどお話に出た競技プログラミングなどは、数学とプログラミング能力が両方試されるので、そういった経験がある方はマッチすると思います。実際に競技プログラミング経験者で、最適化を知らないところから活躍しているメンバーも複数名います。
いきなりメインで解法を考えていただくようなことはもちろんありません。まずは複数名のプロジェクトで制約条件を実装するところから始めて、そこからだんだんと最適化を学んでいただいて、ゆくゆくはプロジェクトをリードしていただけるようになっていただけたらいいのかなと。僕自身がそのパターンに近かったのでそういった方も大歓迎ですし、一方で前職でバリバリ最適化をやってきた方ももちろん即戦力として大歓迎です。
中西さん
まずはデータサイエンティストとしてご応募いただければ、選考過程でPMの適性がありそうな方にはPMの選択肢を提示させていただきますし、エンジニアも同様です。私たちの方で采配させていただくのでご安心ください。
―――その他、スキル以外で大事なところはありますか?
中西さん
グリッドの特徴はやはりインフラ企業を相手にしているところだと思うので、「責任感」や「社会貢献」といったマインドがあると良いですね。それに加えて、数理的な興味はもちろん、ドメインへの興味・好奇心も重要です。そういう意味では、重工業メーカー、化学メーカーといった近しい領域から来た方も一定ハマるのではと思います。社会的なマインドとドメインへの興味を持っていて、お客様と話していて楽しいという方が社内に多い気がするので、そういった方と一緒に働けるといいなと思います。
加藤さん
僕自身は「なんでもやります」という方がいてくれると嬉しいです。タスクが広範囲にわたるので周りを見ながら仕事できる方がいいなというのと、グリッド自体がまだ百数十名と決して大きい会社ではないので、いろんな制度がまだまだ整っていないところも「自分たちで良くしていこう」というマインドでやってくれる方がいいなと思います。最近では、LLM推進チームがメンバー発のボトムアップで動いていたりします。
あとは、会社のバリューに「高い人間性と高い専門性の両立」というものがあるので、何か困難なことがあった時に誰かのせいにしたり怒ったりするのではなく、建設的に問題を解決していく方法を明るく議論できる方がいいですね。僕が所属するエンジニア3部のモットーも部長が「ラブ&ピース」を掲げているので(笑)、楽しく取り組める方とお仕事がしたいです。
―――おふたりが実際に働いているからわかるグリッドの魅力、特徴を教えてください。
加藤さん
やはりパーパスにある「Infrastructure+Life+Innovation」でしょうか。数学の力で人々の生活の基盤(インフラ)を良くしていけるのは、グリッドならではの魅力だなと僕自身選考の時に思った記憶があります。
あとは、選考過程で会話した方々がみなさん朗らかで、もう1社内定をいただいていたところと比較しても雰囲気が良いと感じて、最終的にグリッドを選んだ経緯があります。
中西さん
私はずっと大手にいて今まで2社経験したんですが、その頃の感覚と比べるとやはりのびのびできる感覚があります。それでいて雰囲気は落ち着いていて議論のレベルも成熟しているので、若めのスタートアップでありながら、私のようにずっと大手や民間の研究所にいた人間もすごく過ごしやすい環境だと思います。他のスタートアップだと、なかなかそういう感覚は得られないんじゃないかなと。
加藤さん
働き方も大きな魅力ですよね。僕は単身赴任中で家族が岐阜にいるんですが、岐阜と東京を月に2回ほど往復するハイブリッドな働き方をしています。
中西さん
私も小さい子供が2人いるので、自分で働く場所と時間を自由に決められる在宅勤務制度と、コアタイムのないスーパーフレックスタイム制度はとても助かっています。個人的に家事が好きなので、朝は大体7時に始業、夕方には退勤して、その後は子供と過ごすスタイルをとっています。深夜業務は基本NGですが、朝は5時から始業している方もいます。
―――その他、グリッドらしさを感じた具体エピソードはありますか?
中西さん
2つあって、1つはお客様と真摯に向き合う姿勢です。特に私も参加することの多いコンペの場面では、社長やマネージャー、営業が一体となり、お客様に深くご納得いただけるまで提案を突き詰めていく。その姿勢に、グリッドらしいさを感じます。
もう1つは、行き詰まったときや「これはどうすればいいんだ」という沼にハマってしまったときでも、“炎上している感じ”がないんです。皆で淡々と、冷静に乗り越えていく感じがあって、それはすごく気持ちがいいですね。腹が決まっているというか、1人1人がそれぞれのロールで淡々と「なんとかするか」みたいな、大人の職人が集まっている感じがあります。
加藤さん
僕は、先日とある案件の現地視察に行かせていただいたときですね。プロジェクトに関わっている全員が参加して、実際の人の動きやモノの動き、そして仕事風景を見学したのですが、ドメイン知識を大事にしているという意味でグリッドらしさを感じるところです。
そのプロジェクトでは、当初想定していたよりも問題が入り組んでいる事がわかり検討と提案を繰り返しているところなのですが、お客様に「グリッドさんがいなかったら、僕は今頃匙を投げています」と言っていただいたんです。そういったお客様と一緒に問題の解決法を考えるところも、グリッドらしいところなのかなと思います。
あとは、会社を良くするための社内横断的な活動がかなり頻繁に立ち上がるんです。大きい会社だとそういった身動きが取りづらいことも多いのかなと思うのですが、グリッドでは上の人たちも「どんどんやってくれ」という雰囲気ですし、それを受けて「じゃあやろうぜ」っていう人たちも多いのかなと。そこはすごく魅力かなと思いますね。
―――新しい方が入ってきたら、どういうことを期待しますか。
中西さん
私は電力ドメインのチームリーダーですが、実は電力ドメイン以外から来たメンバーがほとんどなんです。そのようにいろんな視点があるのは良いことですし、ドメインの面白さやアプローチの仕方を積極的に議論する中で得られるものも多いと思うんですよね。私のような元々そのドメインの中にいた人間からすると、そういった新しい視点を期待したいです。
加藤さん
僕のところではまず最適化エンジンを作るのが主な仕事になると思うので、一緒に解法を考えてもらう中で、僕からは出てこないようなアイデアを出してくれると嬉しいなと思います。全く想像もしない別のことをやってくれるような、はみ出してくる人が入ってくると嬉しいです。
―――ありがとうございます!それでは最後に、応募を検討している方に一言お願いします。
中西さん
グリッドでは、プレスリリースやnoteなどで取り組みに関する様々な情報を発信しています。きっと面白いと感じていただけるはずなので、まずはご覧いただき、自分に合うなと感じたら直感を信じて応募していただけたら嬉しいです。
加藤さん
グリッドにはいろんなプロジェクトがあって、あなたが解きたいと思える問題も必ずあると思います。ぜひ一緒に社会貢献性が高いかつ難易度の高い問題を解いていきましょう。
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