AIエンジニア

派遣社員としてデータサイエンティストの肩書きを持ちながらも、業務の幅や責任範囲に物足りなさを感じていた──。
「もっとプロジェクトに影響を与えられる存在になりたい」と正社員への転職を決意したKさん。大手企業での経験を経て見えてきたキャリアの課題と、AIエンジニアに特化した転職エージェントとの出会いが、どのように次の一歩へとつながったのか。
転職活動のリアルを伺いました。
――転職される前はどのようなお仕事をされていたのですか?
派遣社員として、データサイエンティストという肩書きで働いていました。ただ実際の業務は、Outlookでミーティングを設定したり、Excelで売上データを管理したり、どちらかというと事務寄りの業務も多かったです。 データサイエンス系の業務もありましたが、最初から用意されていた仕事というよりは、 「こういう分析をしたら意味がありそうだな」と自分で仕事を作っていく感覚でした。
――そこから、どのような理由で転職を考えられたのでしょうか?
一番大きかったのは、派遣契約が終了することになったことです。加えて、もっと自分の責任範囲を広げて、プロジェクトに対する影響力を高めたいという想いもありました。技術的なスキルだけでなく、プロジェクトを前に進めるためのビジネススキルも含めて、
より総合的に力を伸ばしていきたいと考え、正社員としての転職を決意しました。
――転職活動を始める時点で、次はどんな環境で、どんな仕事をしたいか具体的に描けていましたか?
ある程度は描けていたと思います。
以前在籍していたのは、複数のサービスを展開する大手企業で、外から見ると「多様なデータを扱える環境」という印象がありました。ただ、実際には大企業ならではの縦割り構造が強く、僕のいたチームで扱えるデータは、特定のサービスに紐づいた購買データやユーザーの属性データなどかなり限定されていたんです。 その経験から、もっと幅広いデータを横断的に扱い、色々な角度からソリューションを提案できる環境で働きたいと思うようになりました。
――働き方については、どのように考えていましたか?
AIが台頭してきているからこそ、対面で働きたいと思っていました。単純なコーディング作業は、今後AIに代替されていく部分も多いと感じていて、その中で人に求められるのは、相談したり、アイデアを出し合ったりといったコミュニケーションの部分だと思ったからです。
……あとは正直なところ、自分はまだ経験が浅いという自覚がありまして。その状況で働き方の条件を優先するよりも、まずはしっかり経験を積める環境に身を置くことを重視したいと思っていました。
――転職を考え始めてからどのように情報収集されましたか?
転職を意識し始めた当初は、主にXで情報収集をしていました。エンジニアのキャリア論を発信している方の投稿を日常的にチェックして、自分のキャリアの判断材料にしていましたね。
その発信者の方に転職について相談した際、「あなたの経歴ならエージェント経由で可能性を広げたほうがいい」と勧められたのがきっかけで、いくつかの転職エージェントに登録。その流れの中で、工藤さん(Symbiorise転職エージェント)からスカウトを受けとったのが転職活動のはじまりです。
――他にも転職エージェントに相談されていたとのことですが、工藤に依頼してくださったのはどのような理由からでしたか?
まずはスカウトの文章をとても丁寧に作ってくださっているなと感じたことが大きいです。自分の経歴をしっかり把握されたうえで、送ってくれているというのが伝わりました。「データ・AI領域に特化している」とプロフィールに書いてあったことも信頼に繋がりました。
あとは最初の面談の印象がとても良くて。多くの転職エージェントでは、経歴や志向を簡単に確認したあと、すぐに求人の話に進むケースが多かったのですが、工藤さんは「これまでの経歴で何に悩んできたのか」「なぜその選択をしてきたのか」「今後どんな経験を積みたいのか」といった点を丁寧に深掘りしてくれました。
「このエージェントは自分の背景を理解したうえで求人を考えてくれている」と感じられたことが、 お願いしようと思った一番の理由です。
――丁寧なヒアリングを経て、実際に提案された求人はいかがでしたか?
正直に言うと、最初に自分が「行きたい」と思っていたような、いわゆるメガベンチャーの求人が前面に出てくることはあまりありませんでした。ただ、それは「紹介されなかった」というよりも、今の自分の状況を踏まえたうえで、現実的な選択肢を提示してもらっていたという感覚に近いです。
実際、自分でもいくつかの企業に応募してみたのですが、書類で全落ちしてしまった状況でした。その中で、工藤さんから提案された求人を見ていくうちに、「今の自分が選考を通過できる可能性がある企業はどこなのか」「難しい領域はどこなのか」などを、客観的に理解できるようになったと思います。
また「(大手企業に)挑戦してみるのは全然オッケーですよ!」と言ってもらえたので、安心して進めることができました!
――転職支援の中で、特に良かったと感じた点はありますか?
一番大きかったのは、面接前の情報共有です。工藤さんと企業担当の方がしっかり連携してくださっていて、その企業がどんな点を評価しているのか、何を大事にしているのかを具体的に共有してもらえました。
事前共有があったことで面接では格段に話しやすくなりましたし、最終的に内定をいただいた企業については、この事前連携があったかどうかで結果は大きく変わっていたと思います。
――担当エージェントとの間で、印象に残っているエピソードはありますか?
今振り返ると、工藤さんの支援は、“ただ転職を成功させるためではなく、自己実現を達成するためのもの”でした。
僕が実現したかったのは、自分自身が関わったプロダクトを通してユーザーの体験をより豊かなものにすること。今回の内定先でそれが達成できるかどうかは正直まだわかりませんが、そこにつながっていくために、今どんな経験を積み、どう動いていくべきか。長期的な視点を大切にしながら、工藤さんが一緒に考え、アドバイスをしてくださいました。その結果、長期的な自己実現に向けた確かな一歩になったと感じています。
「メガベンチャーには行けない」という現実が見えたことに対して絶望しなかったのは、工藤さんが先のキャリアを見据えながらお話ししてくださったおかげだなと感じています。
――今回の会社に決めた理由と、そこでの目標を教えてください。
これまで大規模な事業会社で、比較的縦割りな体制の中で働いてきました。役割が明確に分かれている分、データ基盤の設計から活用までを一貫して担うことは難しく、「プロダクト全体にどう価値を出しているのか」を実感しづらい場面も多かったです。
その点、内定先の企業は、データ基盤の開発からデータ活用に関われる点に大きな魅力を感じ、入社を決めました。大規模組織では得がたい経験ができる環境だと感じています。
――直近の目標を教えてください。
入社後の目標としては、顧客体験を最大化できるプロダクトづくりに関わっていくことです。すぐに実現できるものではありませんが、まずは基盤を作って終わりではなく、そのデータを活用して新しい価値を生み出すところまで踏み込みたいです。
それは単に市場価値を高めるためだけではなく、自分自身が「価値を生み出している」と実感しながら働くためでもあります。受け身ではなく、主体的に仕事をつくり続けられるエンジニアでありたいなと思います。
――素敵なお話をありがとうございました。

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